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『ビール・ストリートの恋人たち』

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「ムーンライト」のバリー・ジェンキンス監督の
作品なので、公開週に見に行ってきました!
あまり、公開直後に見に行くことがないのですが、
今回、早速行って見たら、かなりの混雑でした。

冤罪とか差別との戦いの映画のイメージだったのですが、
若い恋人たちの可愛らしい純粋さを描いた映画でした。
そうだ、ムーンライトも、社会問題の映画というよりは、
日常のふれあい、というか生活の映画でしたもんね。
フロリダプロジェクトも社会問題の事件性よりも
関わる人の日常の映画だったことも思い出しました。
可愛らしくて健気な二人がよかったな。
ひねくれてない、いい子ですよ。

バリー・ジェンキンス監督作品だけあって、
色使いとか、家の雰囲気とか、全体の小物とかが
すごくよかったです。

冒頭のシーンの二人のファッションもかわいかった!
黄色のコーディネートで。
緑の模様のシャツに緑のファーコートもかわいかった。
どのシーンもファッションがおしゃれで、
こんな色使いで洋服が着たい!思いっぱなしでした。
70年代のファッションかわいい。

この作品で、
アカデミー賞助演女優賞受賞となった、
お母さん役のレジーナ・キングもよかったです!
さすがです!
強い母で、勇気があって、ユーモアもあって、
かっこいいお母さんでした。

プエルトリコ?に乗り込むシーンが
もっと長くしてほしいぐらい面白かった。
プエルトリコでのお母さんの全部を見せて欲しい。

お父さんも、どっしり構えつつも、
可愛らしさもあって、よかったです。

お母さんの全部もそうですけど、
登場人物の生活とか、思ってることとかも
もっとみたいな、と思わせる映画でした。
ディレクターカット版とか、あればいいな。

日本の予告編では、
フージーズのキリングミーソフトリーが
じゃんじゃんかかっているので、
本編にもでてくるのかな、とか、
懐メロでてくるのかな、と思っていたのですが、
そんなことはなかったです。


『ビール・ストリートの恋人たち』日本版本予告【本年度アカデミー賞 助演女優賞受賞!】