映画『グリーンブック』ネタバレややあり
★★★★★
黒人ジャズピアニストと
イタリア系白人運転手が
ツアーでアメリカ南部を回る
バディムービーです。
面白い！
ビゴ・モーテンセンも
マハーシャラ・アリもよかったし、
アカデミー賞の作品賞、脚本賞、
助演男優賞を受賞も納得の
出来栄えでした。
最初は、
ビゴ・モーテンセンが
イタリア系に見えないし、
マハーシャラ・アリも奇妙すぎるし、
と思っていましたが、
道中の話の噛み合わない具合が面白くて、
それを全く気にしない
ビゴ・モーテンセンが
さらに面白くて、
マハーシャラ・アリのことも
少しづつわかってきて、
どんどん面白くなりました。
思いやりのあるかわいい二人ですよ。
アカデミー賞助演男優賞受賞の
マハーシャラ・アリは
アリータでもそうですけど、
感情を出さないようにしてるのに
人間くさい、という役がうまいですね。
ビゴ・モーテンセンも最後には、
粗野なイタリア系に見えました。
エレガントなヨーロッパ人の
イメージはどこに。
役作りで20kgぐらい太ったんですかね。
昔の作品でも見て、
今回の役のすごさを
あらためて見たいです。
終わり方もよかったです。最高。
普段は、バッドエンドが好きですが、
この映画はこういう風に
終わって欲しかった。
よかったー。
映画の中で、アリ演じるドクターは
毎晩、カティサークを1本飲むのですが、
映画の余韻を楽しむため、
カティサークを買って帰ってきました。
映画を見ると、
映画の中に出てきた食べものやお酒を
食べたり飲んだりしたくなるのですが、
お店がしまっている時間だったり、
手に入りにくかったり、
高級すぎて手がなかったり、
なかなかすぐに実現できるものがなく
残念に思っていましたが、
今日は、実現できて満足です！
カティサークは映画を見ながら
ダークな味を想像しましたが、
なかなか爽やかな味です。
ピアノのシーン、素敵でした
